つわりがひどくて食事がとれない
「つわり」とは?

つわりとは、「子どもができたということに対するからだが反応していること」
つわりが始まるのは、妊娠が分かった初期の段階から、です。
つわりは妊婦さんの50~80%の人が経験していますが、中にはまったくつわりの症状がでなかった、という人もいるようです。
つわりが起こる原因は、まだすべて解明されたわけではありません。しかし、一番大きな原因はホルモンの変化によるものだと考えられています。
妊娠すると黄体ホルモンが急激に増えるため、体内の代謝が変わります。
それが自律神経のバランスを崩し、吐き気などのつわりの症状として出てくるといわれています。
また、ホルモン以外にも妊婦さんの性格や環境などにも影響するといわれています。
「つわり」の主な症状
つわりの症状として見られるものはいろいろありますが、主な症状は下の4つです。
食べものを受け付けない(食べれないつわり)

常に食欲がわきません。大好物だった食べものさえからだが受け付けないこともあります。
お腹は減るので、食べものを食べるとすぐに吐いてしまったり。食べたくないけど食べる、でも吐く。の繰り返しがみられるつわりです。
つねに気持ち悪い(吐き気つわり)

突然「ウエッ」と吐き気を催したり、朝起きた時から何だか胃がムカムカしたり。
一日に何回も(または常に)気持ちの悪い状態が続くつわりです。
食べていないと気持ち悪いつわり(食べつわり)

お腹がすくと気分が悪くなるため、常に食べものが離せません。
お腹がすくと、気持ち悪くなる。それで食べる。これが食べつわりの症状です。
このつわりになると急激な体重増加につながりやすいです。
においがダメ(においつわり)

魚の生臭いにおい、だけでなく、ご飯の炊いたばかりのにおいや焼き肉のにおいなど本来食欲がわきそうなにおいまで、気持ち悪くなるため、嗅げません。
ふだん大好物である食べもののにおいが受け付けなくなるという人もいます。
このように、食べものが全く受け付けられなかったり、空腹のときだけ胃がムカムカしたり、においに非常に敏感になったり、食べると吐いてしまう、など症状も人それぞれ違います。
中には、食べものの好みが変わってしまう、特定の食べ物だけを好んで食べたがる、さまざまな種類のつわりもあるようです。
「つわり」を乗り切る"2つ"のポイント
つわり対策1 食事編
無理して食べようと頑張り過ぎない
思うように食べられないため、「赤ちゃんの発育に問題が起こるのではないか...」と心配する妊婦さんも多いのでは?
しかし、妊娠4カ月くらいまでは赤ちゃんへの発育に影響はないので、心配しなくて大丈夫です。逆に、無理して食べることで、余計につわりを悪化させてしまうことの方が心配です。

この時期は、食事内容は回数にこだわらず、「食べたいものを食べたいときに」食べるようにしてください。
また、「食べれるだけ」でいい、というのも付け加えます。起床時や空腹時は、とくに気持ちが悪くなりやすいです。
ですので、ちょっとした工夫が必要です!
たとえば、一口で食べられるものを常備しておくもよいでしょう。一口サイズのおにぎりや一口大にカットしたトマトやリンゴなど)
また、喉ごしのよい「冷ややっこ」や「そうめん」などはいかがでしょうか。
つわり時は、どうしてもにおいに敏感になるため、温かい食べ物よりも冷たくて喉ごしのよい食べ物の方が口に入っていきやすいでしょう。
つわり対策2 気持ち編
気分転換でリフレッシュ!

つわり中は、どうしてもつわりの辛い症状に支配されがち。
「きっと明日も辛いんだろうな」「今日も気持ち悪いんだよね」なんて考えてしまう気持ちは分かりますが、そのマイナスが気持ちが余計つわりの症状を悪化させる傾向になります。つわりという症状がありながらでも、ウォーキングやマタニティヨガ、ショッピングなど、外へでたり、からだを動かしたりすると、意外とつわりの辛さを感じなかったりできます。
からだの症状と相談しながら、たまには気分転換してみるのもよいつわり対策方法です。
いつまで「つわり」は続く?

つわりは、11~12週で終わるのが最も一般的ですが、個人さがあるようです。
15~16週ごろまで続くという人もいますし、ひどい場合になると出産直前まで続いていた、という人もいるようです。
また、つわりのピークは、9~10週という人が一般的に多いようです。
「つわり」は赤ちゃんからの存在メッセージ

つわりというのは予想以上につらい症状なので、「いつまで続くのかしら」と不安になるもの。
しかし、心配はいりません。つわりに悩まされる時期は、数か月のみです。長い人生で考えるとほんのわずかな間。必ず、つわり終了の時期がきます。
つわりが起こるのは、赤ちゃんがお腹にいる証拠。
「ママ、僕(私)はここにいるよ」という赤ちゃんからの存在メッセージなんだ、と思えば、多少はがんばれる勇気がでてくるかもしれませんよ。
無理せず、ストレスをためず、つわりを乗り切ってくださいね。